お肉好きにはたまらない？！こだわりの本格焼肉専門店！

毎週月～金曜日ゆうがた５時３０分から放送している奈良テレビの「ゆうドキッ！」では「奈良にうまいもんあり！」と題して、プロの料理人に紹介してもらった美味しいお店をつないで紹介していきます。

※この記事は３月２７日（月）に放送された内容です。

王寺町にある本格焼肉専門店「焼肉 天道」は、リーズナブルで美味しいお店として、2017年にOPENしました。国道１６８号沿いにある達磨寺から南へおよそ700メートル、薬局と回転すしが入っている建物の西側２階部分にあります。

 小さなお子さんから年配の方まですごくたくさんの年齢層の方が訪れるという「天道」、お店の名前の由来をうかがってみました。

オーナー・吉松　悠也さん

「このお店は私とおじの二人ではじめまして、天道の天の字は上の線が短く、下の線が長くなっています。二人の道で天道、それが由来です。」

そんな天道さんで、まずはおすすめの名物メニュー「肉鬼まみれ丼」をいただきます。お肉の量が通常の「肉まみれ丼」の1.5倍で、まさに鬼のような迫力です。

牛の腕肉をステーキにしてそれを薄切りにした後、盛り付けられています。敷き詰められたお肉がつやつやに照り輝いています。

気になるお味ですが、お肉はとっても柔らかく脂っこさはありません。差しの部分より赤身が多いステーキ部分なので非常にあっさりしています。お肉の甘みとうまみ、さっぱりさがありとても食べやすいです。高タンパク低カロリーなので女性にもとても人気があるそうです。

たっぷりかかっているこちらのタレは自家製で、県内のしょうゆメーカーさんに特注した塩分控えめの醬油に、果物などを混ぜて時間をかけて作っているそうです。しかも、ご飯にかけているものとお肉にかけているもので、配合を変えてこだわっているそう。

中心に盛り付けられた卵も非常に鮮やかなオレンジ色でお肉とご飯にビビッドなコントラストを加えています。こちらもこだわりの卵で、大分県の「蘭王」という卵を使っています。ミネラルが非常に豊富で肉まみれ丼との相性も抜群。非常に濃厚な味わいで、甘辛いタレとの相性抜群です。

次は、お子さんにも人気があり、常連さんは必ず注文する看板メニュー。名物の「天道焼」。厚切りのハラミ一本を豪快に焼いていただきます。

お肉の良質な繊維が口の中でほどけていくようです。お肉の旨味が甘辛いタレとマッチしていておいしいです。差しと赤身が絶妙のバランスで、程よい肉感もあり思わず踊りだしたくなるおいしさ！

新鮮なお肉を使っていて、もみだれで揉んで肉に味を少ししみこませているそうです。こちらのもみだれとお肉をつけて食べるつけだれも別に作られていて、こだわりを感じます。

「焼肉　天道」のキムチは、すべて自家製のキムチです。

こちらのカクテキに使われている大根はなんと、オーナー・吉松　悠也さんの祖父が田原本の畑で育てている大根を利用されたものだそうです。甘い大根に、心地のいいピリッとした辛さがたまりません。

オーナー・吉松　悠也さん

「うちでは白菜と大根ときゅうりの3種類を提供していますが、食材に合わせてタネをすべて変えています。」

キムチづくりのコンセプトは、日本人の口に合わせながら体に優しいです。添加物をほとんど使わない状態で作っているとか。キムチに関しては卸業として県内・全国の展開を考えられているそうです。

ごはんも天道自慢の品。噛めば噛むほど甘くて、優しい味のお米です。こちらのお米は？

オーナー・吉松　悠也さん

「私の親戚が月ヶ瀬で作っているお米です。お店を始めた時からずっと使っています。親戚も卸先がうちしかないので、私たちは天道米と呼んでいます。焼き肉にはお米がすごく大事だと思っているのでこだわっています。」

天道さんのこれからの目標をお伺いしてみました。

オーナー・吉松　悠也さん

「地域の発展が事業の発展だと思っています。現在、王寺町の商工会青年部の副部長なのですが、4月から部長として活動していくことになりました。この王寺町は素敵な町で、商工会青年部としても数々のイベントを計画しています。そういったところから地域を盛り上げながら、私たちの事業につながっていけばと思います。」

「私たちも今年で6年目のお店になるのですが、やっぱり“本格焼き肉”です。普通の焼肉屋さんとは少し違ったこだわりとかも、どんどんどんどん、これからもしっかりこだわっていきたい思いもありますし、店舗を拡げていくという挑戦も考えております。そこでもしっかり頑張っていきたいと思っております。」

こだわりと熱意の詰まったおいしい本格焼肉。堪能したい方はぜひ、天道さんを訪れてみてはいかがでしょうか。

※この記事は取材当時の情報です。