毎週月~金曜日ゆうがた5時30分から放送している奈良テレビの「ゆうドキッ!」では「ここナラええやん」と題して、笑福亭鉄瓶が「ここやったら行ってみてもええやんかぁ」と思うオススメスポットを独自の目線で紹介します!
※この記事は3月31日(金)に放送された内容です。
まずは天理本通りを背に国道169号を南に進むとパンの焼けるいい匂いが…。
2022年の9月23日にオープンしたばかりの自家製パンとコーヒーのお店「BAKERY西村公房」です。
この時はお昼12時くらいでしたが、すでにたくさんの品がなくなってきています。普段はどれくらいパンを用意されてるのでしょうか?
オーナー・西村 徹さん
「日によりますが、一日40種類から50種類ほど用意しています。天気が良かったり皆さん外に出られているときは、お昼過ぎに完売してしまうときもあるんです。」
オープンしてまだ半年のこのお店が、それだけこの地域の方に愛されているのはよほどパンがおいしいということなのでは?!そんな中でおすすめのパンは…
オーナー・西村 徹さん
「サンドイッチの柚子胡椒チキンのピタパンサンドがおススメ中のおススメです。」
お店の前のスペースをお借りして、たくさんの種類をご用意していただきましたのでさっそくいただきます!
まずは「ゆず胡椒チキンのピタパンサンド」です。鳥のほぐし肉が入っています。
一口食べてみるとオーナーが超おすすめと言った理由がわかります。ゆず胡椒が最後にピリッとさせてくれるのがいい刺激になり、塩味もちょうどいいです。このサンドでワインも飲めそうです。
ほかのパンもいただいてみましょう。こちらのパンは?
オーナー・西村 徹さん
「当店のオリジナルレシピでアーモンド入りのチョコレートにザクザクのクロワッサン生地を巻いております。クロワッサン記事には全粒粉を入れていますのでより香ばしくなっております。」
一口食べるとさくっという小気味いい音がします。このアーモンドのざくざく、パンのさくさくしているところに、チョコの濃厚な味がたまりません。
食パンは二種類ご用意いただきました。
オーナー・西村 徹さん
「こちらの食パンは、焼いているほうがかりもち食パン「大地」です。奈良県産の米粉を湯種として使って使っているので、かりっとよりもっちりしております。こちらの四角いほうが、ふわしと食パン「花」といいまして、生クリームを使っております。ほんのり甘く、耳までしっとりふんわり食感の生食パンです。こちらのジャムは私の出身地が四国の徳島県の牟岐町というところで、そこで作っている少し珍しい実生柚子茶ジャムという珍しいジャムです。」
まずは「大地」から、ジャムを贅沢にたっぷり乗せていただきます!一口では止まらず思わず二口。山形食パン特有のハード系の食感にジャムとの相性抜群です。
「花」は生のままいただきます。もっちりとしてやわらかい生地にほんのり甘みを感じます。
オーナー・西村 徹さん
「なるべく水分を残すように焼いているので、持った感じは大地よりずっしり重いと思います」
味ももちろん、お値段もリーズナブルな西村工房さん。ぜひ天理に来た時には足を運んでいただきたいです。桜のシーズンですし外で桜を愛でながら食べるのもいいですね。これからも長くお店が続きますように!
さあ、お次はBAKERY西村工房さんから東にずーっと進み、天理教教会本部にやってまいりました。きれいなしだれ桜が咲いています。
すでに満開を迎え散り始めているしだれ桜、大きさもすばらしいですが満開の桜が咲く様子はまさに圧巻!
天理教造園課・川野 雄三さん
「こちらが樹齢70年ほど、こちらは60年ほどです。何百年と生きる木なのでまだまだ老木というほどでもありません」
しだれ桜は下から見るとまた見え方が変わってきます。ここは奈良ですが、思わず都踊りを少し想像してしまう、誰かが舞い踊っていそうな雰囲気です。
そんなしだれ桜の木の下にはライトが。なんとここでは夜になるとライトアップされた桜が楽しめます。
こちらは天理教の教会本部ですが、どなたでも中に入って楽しめます。今年は公開終了していますので、来年はぜひ足を運んでみてくださいね。
BAKERY 西村工房
■住所 天理市川原城町374-9
■お問い合わせ 0743-20-8449
■営業時間 8:00~18:00(売り切れ次第閉店)
■定休日 日・祝・第1、第3土 毎月17日(他不定休あり)
天理教教会本部
■住所 天理市三島町1-1
■ライトアップ
19:00~20:00
■期間 4月4日までの予定(桜の状態による)
※この記事は取材当時の情報です。