甲子園初HRとなる1号ソロ含む4安打固め打ち!巨人/阪神も注目?日本ハムなど複数球団注目の高校通算32発の左の強打者とは!?【ドラフト候補/甲子園2023】

松本大輝が甲子園初アーチとなる1号ソロHR放つなど4安打固め打ち

8月13日に行われた夏の甲子園大会2回戦に登場した智弁学園(奈良)の松本大輝は、5打数4安打1打点1HR。甲子園初アーチとなる1号ソロホームランを放つなど4安打固め打ちを記録し、智弁学園の3回戦進出に大きく貢献した。

初回、先頭打者で打席に立った松本大輝は、徳島商・先発の森煌誠の3球目139kmストレートを叩きつけ、内野安打で出塁。

さらに、3回ノーアウト1塁の場面で、松本大輝は再び森煌誠の初球120kmカーブをライトへ運び、マルチヒットを記録。ノーアウト1、2塁のチャンスを演出し、中山優月の2点タイムリーヒット、池下春道の同点の犠牲フライを呼び込んだ。

6回にはノーアウト1塁の場面で、松本大輝は三度森煌誠の3球目139kmストレートをセカンドへの痛烈な打球を放ち、内野安打で3安打猛打賞を記録。

最後は9回には1アウト走者なしの場面で打席に立つと、松本大輝は森煌誠の3球目140kmストレートを振り抜き、打球はぐんぐんと伸び、ダメ押しの甲子園初アーチとなる1号ソロホームランとなった。

松本大輝の甲子園初アーチとなる1号ソロホームランを放つなど4安打固め打ちなどの活躍で、大会屈指の好投手、徳島商・森煌誠を攻略した智弁学園は、12-6で徳島商に勝利し、3回戦に駒を進めた。

松本大輝(まつもと だいき)/智弁学園【奈良】

181cm90kg 右投左打 外野手
遠投100m 50m6秒2

振り切るスイングで強い打球を放つ高校通算32発の強打が魅力の左の強打者。

力強い打撃にはプロスカウトも注目しており、1年生の秋から外野レギュラーを任され、1番、または3・4番の主軸でチームを牽引する。

3年生の夏の県大会準々決勝・高田高校戦では、センター120m、両翼93mの球場で左中間へ2ランホームランを放った。

阪神タイガースに入団した前川右京に続くプロ入りを目指す松本大輝を、日本ハムなど複数球団が興味を示している。

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