ごはんがとってもすすんじゃう♡お肉で巻く「チンジャオまき」

毎週月～金曜日ゆうがた5時30分から放送している奈良テレビの「ゆうドキッ！」では「奈良にうまいもんあり！」と題して、プロの料理人に紹介してもらった美味しいお店を紹介しています。

※この記事は8月28日（月）に放送された内容です。

JR奈良駅から南へ徒歩10分ほど。2023年6月にオープンしたのは創作肉料理「肉の條（にくのじょう）」です。おいしいお肉の創作料理が楽しめます。

まずは大将に話を聞きました。どんな思いでこのお店をオープンされたのでしょうか？

大将・西條　和明さん
「もともと料理が趣味なのですが、そこからお客さんに提供したい、いろんな方に食べてもらいたいという思いでオープンいたしました。焼肉屋で勤めていたのもありますが、中華も大事にしたいなと思い、創作でなにかできないか？とこのような形をとっています。」

大将の西條さんは、焼肉の調理経験が豊富なほか、中華風、韓国風のメニューも作ることが出来る料理人です。

まずいただいたのは「ミノの酢みそあえ」。

湯引きして氷でしめたミノを、酢みそとゴマをあえたもので珍しい組み合わせです。ミノがとても柔らかく、酢みそは白みそとゴマを足すことで、よりマッチするように。すだちを搾ると香りや味に変化を楽しめ、爽やかで相性抜群です。

次に、オリジナルメニューの「チンジャオまき」をいただきます。

炒められたタケノコ、パプリカ、そして奈良市東部・大和高原のピーマンを国産牛肉の希少部位「イチボ」（牛の尻肉）とともにに味わいます。お皿の一番下に片面だけ焼いたイチボのお肉を敷いていて、イチボを下から巻いて上に乗っている具材を巻いて食べていきます。お肉のとろとろさとシャキシャキ感がアクセントになっていて、チンジャオロースとはまた違う美味しさです。

大将自慢の味付けが白ごはんにあっていて、お箸が止まりません。

大将・西條　和明さん
「お肉は炭火で焼いているので美味しい。僕もこの部位が大好きです。基本的にみんなこれを頼んでくださいます。ピーマンは大柳生の「清陽園」さんから仕入ていて、すごく美味しいんですよね。ハリがあるので毎回満足しています。」

最後にいただいたのはボリューム満点の「天津飯」。焼肉の調理経験を活かした大将の自慢料理です！

すこし変わった香りの天津飯。中華の鶏がらスープの代わりにテールスープとすじを炊き込んで出汁からしっかりとった餡がかかっています。肉のうまみがあんにとけだして、少し和風なしょうゆベースの味付けです。これもやみつきになります。

最後に、西條さんに今後どういったお店にしていきたいか聞いてみました。

大将・西條　和明さん
「今までコロナ禍でできなかった外食がどんどんできるようになってきているんで、もっともっと皆んなに食べていただいて、幸せになってもらえたら良いなと思っています。」

アレンジされた美味しいお肉を、創作肉料理「肉の條」でたくさん食べて、残暑の疲れを吹き飛ばしましょう。

※この記事は取材当時の情報です。