毎週月~金曜日ゆうがた5時30分から放送している奈良テレビの「ゆうドキッ!」では「ここナラいいよね」と題して、リポーターの西上さんが「ここやったら行ってみたらいいやんかぁ」と思うオススメスポットを独自の目線で紹介します!
※この記事は10月27日(金)に放送された内容です。
今回は近鉄奈良駅の近く、猿沢池周辺でロケーション抜群のカフェを巡ります。まず訪れたのは、猿沢池のすぐそばにある「ホテル天平ならまち」。2階にとってもきれいな景色が楽しめるカフェがあるそう。ホテルの宿泊客のみならず一般客でも利用可能です。
さっそく向かってみると、和テイストでほっこりする内装のカフェ、「Terrace de thé Tsunagu(つなぐ)」がありました。店内も素敵ですが、テラス席からは絶景が望めるそう。まずは飲み物を注文します。
スタッフ・和井田智佳さん
「私個人のおすすめはJEWEL TEA(ジュエルティー)です。3種類ございますが、私のおすすめは「スイートルビー」でございます。美容にも良いとされております。」
美容にいいお茶という部分に惹かれて「スイートルビー」を注文し、テラス席へ。広いテラスからは猿沢池が一望でき、解放感抜群!
景色を眺めながら椅子に座ってくつろいでいると、注文していたスイートルビーが。
スイートルビーにはバラやハイビスカスの花が入っており、ポットから注がれる紅茶は赤みの強い、まさにルビー色!何も入れていないのに口当たりが甘く、その後に華やかな香りと酸味が広がります。
さらに、JEWEL TEAの「翡翠レモン」と「シャンパンウーロン」もいただきました。
翡翠レモンはレモンのさわやかな香りが立ち、優しい茶葉の風味が飲みやすい一杯。
続いて、シャンパンウーロンは酸味を感じる味で、ローズやジャスミンの華やかな香りが広がります。
それぞれの個性がありつつもおいしい紅茶を飲みながら、ゆったりと奈良の景色を楽しめて癒されるカフェでした。
次は、猿沢池から一本西に入った道にやってきました。古民家が多く残る、風情ある街並みの中にあるのが「ROKKAN ROOM」です。
レトロかわいい雰囲気の外観のお店に入ると、内装はアーティスティックで非常におしゃれです。ここは古民家のように見えますが…。
ROKKAN ROOM・スタッフ 髙坂 由香さん
「築140年の古民家をリノベーションしてカフェにさせていただいてます。」
ROKKAN ROOMの特長は、それぞれコンセプトの違う座席です。1階には蔵の席と呼ばれているテーブルソファの席が。
2階は1卓のみの、ROKKAN ROOMをイメージして作家に編んで貰ったというニットがインテリアに使われている座席です。
そして今回西上さんが案内されたのは、地下にある部屋。廊下を進んだ先には、もとは防空壕として使われていたという空間が!
奈良は実際に空襲がなかったので、防空壕として利用されていたことはなく、リノベーションして過ごしやすい空間にされたそう。秘密基地のようでわくわくしますね。
ROKKAN ROOMでは少し変わったメニューを取り扱っているそう。早速注文すると、出てきたのはにゅうめんです。上には大きなお揚げの巾着が…。
巾着の中にはカレーが入っているという「本日のカレーお揚げ包みのにゅうめん」です。
まずはにゅうめんからいただきます。一口食べるだけでもあごだしの味が体中に染み渡ります。お揚げを割ってみると、中からひき肉たっぷりのキーマカレーが。
にゅうめんとカレーを少し混ぜていただくと…カレーとお出汁のマッチングがたまりません!独自で配合されているという、いろんな香りのスパイスが楽しめます。にゅうめんとカレーを自分のタイミングで混ぜ合わせ、一度で二種類の味を楽しむことができる楽しくておいしいにゅうめんでした。
最後に出てきたのは、かわいいカップに入った「チャイティーお汁粉」。
ROKKAN ROOM・スタッフ 髙坂 由香さん
「こちらは甘いあんこと、自家製のスパイスが効いたチャイの相性が抜群なお汁粉になっています。」
チャイとお汁粉…想像のつかない新感覚な組み合わせです。のび~るお餅をいただきます。
お餅は、嚙めば嚙むほどチャイの豊かなスパイスの風味が広がっていきます。その後にあんこの甘みが広がる逸品です。
どちらも観光やまちあるきの際に立ち寄りやすい場所にあるので、いろんな人に楽しんでもらいたいカフェでした。ごちそうさまでした!
※この記事は取材当時の情報です。