毎週月～金曜日ゆうがた5時30分から放送している奈良テレビの「ゆうドキッ！」では「奈良にうまいもんあり！」と題して、奈良の美味しいお店を、飲食店のプロからプロへとつないでご紹介します！
※この記事は4月22日に放送されたものです。
今回は天理駅の南東、歩いて5分ほどのところにある、明るいお母さんと娘さんが“おふくろの味”を用意して迎えてくれるおふくろの味「たつみ」へ。母と娘で開店して以来、地元の人に愛されているお店です。
まずは定番料理で、揚げ物の「手羽先唐あげ」です。
お塩だけで味付けしたジューシーなお肉は、鶏のうまみが引き立っています。パリッとした皮は前日から仕込むことでだせる食感で、お店の常連の方が必ずと言っていいほど注文する一品です。
カウンターに並んでいるのは日替わりの料理で、おふくろの味が５～６種類用意されます。この日のメニューからは、「すじ煮込み」をいただきました。
開店当時からのメニューで、味のしみ込んだすじ肉は白みそを使っているため、あっさりとして食べやすくなっています。
「明太子スパゲティ」も人気メニューのひとつ。
青じそと海苔、そして明太子がお互いの風味を惹きたてて、バターがいいアクセントになっています。
鍋料理の種類が多いこともお店の自慢のひとつ。すき焼き、しゃぶしゃぶ、人気の牛タンのたんしゃぶなどがある中、今回は「ちゃんこ鍋」をいただきます。
お出汁は、カツオと昆布がベースで、にんにくが浮かび、ショウガ入りであっさりとした味付け。 具材も軟骨入りのつくねや丹波の地鶏、豚の肩ロースなどのお肉や、お野菜が入ります。
つくねは軟骨のコリコリした食感が楽しめ、丹波の地鶏は鶏肉の味が濃く、身はやわらかくジューシーです。
締めは中華麺も最高。この他、鍋料理により、ぞうすい、日本そば。うどんなどバラエティ豊かに楽しむことができます。
明るいお母さんや娘さんとの会話を楽しみながら、おいしいおふくろの味が食べられる「たつみ」にぜひ訪れてみてください。
※この記事は取材当時の情報です。
