大神神社 銀竜草が咲き始める

桜井市の大神神社では、透き通るように白い銀竜草の花が姿を見せ、参拝者の目を楽しませています。

銀竜草は、白く透き通った姿から水晶蘭とも幽霊茸とも呼ばれます。神宝神社参道の右側斜面などには、銀竜草の群落があり白い小さな花を咲かせています。先端にうつむき加減に竜の顔のような花を咲かせることからその名があり、大神神社では桜が散る時期から姿を見せ始めます。標高の高い山地などでよく見られる植物で、大神神社のような低い山に自生するのは珍しいといいます。

参拝者らは、神秘的な白い花が見られたことを喜び、写真を撮るなどして楽しんでいました。大神神社の銀竜草、見られるのは今月いっぱいまでだということです。

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