「テレ東をもっと好きになって!」…コアな視聴者を招いてファンミーティング開催

2月13・14日の2日間、テレビ東京本社で「テレ東ファンミーティング」を行われた。これは同局に発足したファンプロジェクト「Fan more Fun!」の一環で、“テレビ東京ファン”に向け、さらに番組を好きになってもらうために社員自ら企画し、考えていくという試みだ。

昨年末に発足した、社内横断プロジェクトである「Fan more Fun!」。視聴時間の長い上位30%の視聴者が、全視聴時間の多くを占めていることから、テレビ東京のコアな視聴者=ファンの存在と、その重要性に注目し「テレ東ファンと番組ファンの活性化」とファン視点を基にした新たな工夫やビジネスのアイデアを探っていく。

具体的な活動としてファンミーティングやSNS、口コミなどでテレ東ファンの輪を広げていくほか、交流の場を通してファンにもっと喜んでもらうための意見を交換し、新たな番組やタイムテーブル作り、グッズやイベント開発にもつなげていくという。

初開催となった今回のファンミーティングでは、各日約10人ずつが集まり、社内の報道スタジオ見学からスタート。社員食堂では「テレビ東京マニア選手権」クイズで盛り上がったほか、「テレビ東京の好きなところ」「テレビ東京をもっと好きになるには」といったテーマについて、社員とファンの間で熱いトークが展開された。

その中では、「素人にインタビューで密着する番組が結構面白い。素人でも感動的な話が出てきたり、自分が今まで知らないことを知れる番組が多いのでそういうところがいい」「誰も思いつかない気付きがあった番組企画を出してくるところが大好きです」「番組は非常に真面目でホッとするのだが、伝え方や中身はストレートではなく、ひねりが利いていて『真面目に変化球』という言い方はテレビ東京を一言で言い表している」など、好きな理由が数々挙げられた。

テレビ東京ホールディングスコンテンツ統括局の縄谷太郎氏は、「皆さんの自己紹介でいろんな“テレ東愛”を聞いているうちに、自分のこと、自分のテレ東愛も話したくなりました。もう一度テレビ東京のいいところはどういうところなんだろうと見つめ直す機会を与えていただいて本当によかったです。皆さんの声をこれからの番組やテレビ東京の姿勢に生かしていきたいです」と、ファンからの生の意見に感謝していた。

なお、テレビ東京公式note内には、ファンプロジェクト専用マガジンが開設されている。

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