【卓球】東京選手権の中止決定 新型コロナウイルスの拡大防止措置

写真:ラケットとボール/提供:フリー素材

26日、一般社団法人東京都卓球連盟は3月10日から開催を予定していた『TOKYO OPEN 2020 第72回東京卓球選手権大会』の中止を発表した。

政府や東京都のイベント開催に関する通知に基づいて、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため中止の措置が取られた。東京都卓球連盟より、この大会中止に伴う対応については後日ホームページにて掲載するとされている。

東京卓球選手権大会とは

一般社団法人東京都卓球連盟が主催しており、試合はトーナメント方式で行われる。

一般男女シングルス、ダブルスをはじめとして年代別30~90歳代、ジュニア、カデットなど28の種目が行われる。各都道府県ごと参加枠が設定されており、予選会を勝ち抜いた選手に加え、世界ランキング100位以内、全日本卓球選手権大会 一般シングルスベスト16などの日本のトッププレーヤーも招待選手として出場する。

第72回大会の今回、男子は大島祐哉や田添響(ともに木下グループ)、女子は塩見真希(ミキハウス)らのトップ選手の出場も予定されていた。

相次ぐ大会の延期・中止

すでに国際大会では延期が発表されているものもある。

2月28日~3月1日に中国海南省で開催が予定されていたアジアカップの延期、3月22日〜29日に韓国釜山で開催予定だった世界卓球も新型コロナウイルスの感染拡大の状況を踏まえ、2020年6月21日〜28日に延期されることとなっている。

卓球以外のスポーツでは25日に、サッカーJリーグがリーグ戦と国内大会の開催延期を発表している。

文:ラリーズ編集部

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