海遊館ラッピング列車、4月から近鉄奈良~神戸三宮間で運行

 

海遊館トレインイメージ

大阪府大阪市の海遊館といえば、5400トンの容積を持つ巨大な「太平洋水槽」を中心に、局地から熱帯までの環太平洋の様々な地域を再現する世界最大級の水族館です。

そんな海遊館が30周年を迎えることから、近畿日本鉄道株式会社(近鉄)と海遊館がコラボレーションし、近鉄奈良~神戸三宮間で海遊館イメージのラッピングトレインを運行します。

コラボ企画は近鉄の経営理念である”「いつも」を支え、「いつも以上」を作ります。”と海遊館30周年のスローガン「まいにち奇跡。」を掛け合わせ、日常の何気ない移動時間に、海の美しさや生き物の不思議さを感じていただきたいという思いから始まりました。

車体のラッピング装飾と車内の各種演出はすべてオリジナルでデザインし、カラフルなイソギンチャクをイメージした車内吊り演出や海遊館の生き物の不思議さをお伝えするプチメッセージ、アート作品など、車内の至る所に装飾を施しています。

イソギンチャクをイメージした車内吊り リボンテープの隙間からカクレクマノミが顔をのぞかせます
子供の目線に合わせて、ドア周りには海や生き物に関連するポエムやくす玉イメージを展開
生き物の不思議さを伝えるプチメッセージ、ポエム、海のアート作品などをドア横に展示。なおこの作品では水はレジンですが砂は本物です
床面に海遊館の生き物やメッセージを添えたイラストを施しています
車内イメージ

使用車両は5800系(6両1編成)、運行期間は2020年4月3日(金)から約1年間の予定です。なお、海遊館は本日3月2日(月)~3月15日(日)まで全館臨時休館です。落ち着いたらまたジンベイザメを見に行きましょう。

鉄道チャンネル編集部
画像:近畿日本鉄道株式会社

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