最大1万5000円の割引クーポン  総額2億円分発行

三重県内の観光業の早期回復に向け、三重県と近隣県に住む人を対象に宿泊費が最大1万5000円の割引となるクーポン券、総額2億円分を三重県が発行することになりました。

三重県が発行する「みえ旅プレミアム旅行券」は、ハガキやインターネットで申し込んでクーポンを取得すると、1人あたり1万5000円を上限に宿泊施設の代金の半額までが割引となります。

三重県によりますと、1人あたりの割引額は、東海・近畿地方の自治体では最大となります。

クーポンは、新型コロナウイルス対策の対応をとっている県内560以上の宿泊施設で利用でき、総額で2億円分発行されます。

鈴木知事は「外出自粛で行きたい場所に行けないこともあったと思う。三重県の魅力を再発見してもらい、安全安心な観光の形を作り上げて欲しい」と期待を寄せました。

ハガキでの申し込みは県内在住の人が対象で、8日から11日まで受け付け、応募多数の場合は抽選となります。

インターネットでの申し込み15日から県内在住の人を対象に、22日からは三重をはじめ、愛知、岐阜、大阪、奈良、和歌山に在住の人を対象に先着順で受け付けます。

三重県ではこのほかにも、県内の自然体験や文化体験などのプログラムが半額となるキャンペーンや、東海3県の旅行会社の店舗で1万円以上の旅行商品を購入した場合に5000円割引となる取り組みも行います。

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