カニにいくらに松茸?!素材の旨味を心ゆくまで堪能できる♡

 毎週月~金曜日ゆうがた5時30分から放送している奈良テレビの「ゆうドキッ!」では「奈良にうまいもんあり!」と題して、プロの料理人に紹介してもらった美味しいお店を数珠つなぎで紹介していきます。

※この記事は10月29日(木)に放送された内容です。

 今回は、香芝市にある「モダンな懐石 あんどう」さんをご紹介します。こちらは毎朝市場で仕入れた、四季折々の食材を使い熟練の技で調理された懐石料理が楽しめるお店です。

実りの秋!「柿」が美味しい!

まず、ご紹介するのは五條の柿を使った先付の「柿の白和え」です。

リポーター

「なんと秋らしい。見た目も華やかで、味も甘くて美味しい!お豆腐の優しい甘さと柿の甘さがすごく合うんですね。」

店主・安藤さん

「はい。ゴマペーストも一緒に入れ、コクを加えています。」

リポーター

「柿もソースなど一緒になるものによって変わっていくんですね。すごく舌ざわりもなめらかで美味しいです。」

旬の食材を集めました!

続いては、見た目が秋らしい「八寸」をご紹介します。

内容は、『子持ち鮎の甘露煮』、『おひたし』、愛媛県産『栗の渋皮煮』、『さつまいもの甘煮』、北海道『いくらのしょう油漬け』、『和牛のしぐれ煮』、三重県産『姫サザエのつぼ焼き』などで、各地の旬の素材を味わうことが出来ます。

リポーター

「色んな所から集まっているんですね。どれから食べよう…どれも魅力的で悩みますね。」

店主・安藤さん

「是非、いくらを召しあがってみて下さい。」

リポーター

「わぁ~!スダチの酸味といくらの甘みが相まって美味しいです!香りも爽やかでさっぱりしていますね!鮎も気になりますが…」

店主・安藤さん

「こちらの『子持ち鮎の甘露煮』は、岐阜県産の子持ち鮎を一度炭で焼いて水分を飛ばしてから甘露煮にしています。」

リポーター

「ほんとに子がいっぱい。ぎゅっと詰まってる。だからより旨みを感じられます!ちょっと甘辛い味わいで、鮎の味も感じられますね!そしてすごく柔らかい。」

店主・安藤さん

「子を持ち出すとどうしても身がやせていきますので、焼いて食べるよりも煮付けた方が美味しいと思います。」

リポーター

「素材それぞれの状態・味を活かした、調理方法を考えられているんですね!」

松茸にカニ!幸せが詰まった一品!

最後にいただくのは、シンプルながらも素材の味を思う存分味わえる、なんとも贅沢な一品です。

リポーター

「えぇ~!お皿大きい!中すごいですよ。松茸にカニ!?カニ味噌もいっぱい!」

店主・安藤さん

「こちらは五條の松茸です。カニは新潟の松葉ガニになります。」

リポーター

「すごく贅沢~!では、まず松茸からいただきます!

あぁ~幸せ。味がすごいしっかりしていて香り高いですね。遠くからでもすごい松茸の香りがしていたんですけど、やっぱり食べてみるとよりしっかり松茸の味を感じられますね。カニもいただいていいですか?」

店主・安藤さん

「はい。カニ味噌にからめて召し上がってください!」

リポーター

「身がすごくやわらかいですね!弾力もあって、食べるほど甘さを感じる。カニ味噌もとても濃厚ですね。」

店主・安藤さん

「こちらのカニ味噌は、日本酒と薄口しょうゆだけで味をつけています。」

リポーター

「素材の味を活かしたお料理!美味しくて幸せです!」

素材の旨味を心ゆくまで

新鮮な旬の素材を提供される店主の安藤さん。ご自身のお料理のこだわりについて伺いました。

店主・安藤さん

「季節感と素材の味を一番活かせる調理法。炭や鉄板など調理法を変えながら素材の持っている味を一番引き出すように努力しています。」

素材の旨みを最大限に引き出した料理を楽しめる「モダンな懐石 あんどう」さんのうまいもん、ごちそうさまでした!

気になるお店の場所は?

「モダンな懐石あんどう」は、JR和歌山線 志都美駅から国道168号沿いに南へ歩いておよそ10分。旭ヶ丘団地 東入り口の交差点を左に曲がって少し歩いたところにお店があります。事前予約が必要となっておりますのでお気をつけください。

また、松茸と松葉ガニは通常のコース内容とは異なる特別メニューですので、もしご希望の食材がある場合は事前予約する際にお店へ伝えて頂ければ、こういった特別メニューも用意して頂けるそうです。気になる方はぜひお店へお問い合わせください。

※この記事は取材当時の情報です。

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