まるで赤い宝石♡奈良県産の”さくらんぼ”に迫る!

 毎週月~金曜日 ゆうがた5時30分から放送している奈良テレビの「ゆうドキッ!」。金曜日は「大和の採れたて」のコーナーで、奈良県内で収穫できる野菜や果物などの食材をご紹介しています!!

※この記事は6月11日(金)に放送された内容です。

奈良では珍しい【さくらんぼ】が栽培されていると聞き、笑福亭鉄瓶さんは御杖村へ!

さくらんぼを栽培されている篠田智弘さんにお話を聞きました。

笑福亭鉄瓶

「いつからさくらんぼに携わってはるんですか?」

篠田さん

「(携わってから)8年ぐらいになります。」

元々はお米を栽培されていた篠田さん。お祖父さんが奈良県のチャレンジ品目の一つとしてさくらんぼ栽培の生産復興を知り、始められたとか。

さくらんぼ用ビニールハウスへ案内していただきました。幅6m、奥行き40mのハウスを3棟連結させ、さくらんぼを栽培されています。

笑福亭鉄瓶

「さくらんぼはビニールハウスでないとだめなんですか?」

篠田さん

「雨が実にあたると、水を吸収しダメになってしまいます。」

いよいよ、さくらんぼの収穫へ!篠田さんが栽培されているさくらんぼは全部で6種類。(佐藤錦・紅秀峰・正光錦・高砂・紅きらり・ナポレオン)

ビニールハウスの中に一歩踏み入れると、目の前には「正光錦」が。果実はやや大きめで果汁が多く、酸味は控えめでしっかりと甘みが感じられるとか。

さらに奥には、「ナポレオン」が。ナポレオンはさくらんぼ栽培が本格化し、その礎となった品種です。「佐藤錦」や「南陽」の親にあたります。

さくらんぼは、2種類以上でないと受粉しても実が実らず、花粉を別の木に移さないと、実らないようになっているそう。そのため、ナポレオンの花粉が他の種類の木と相性がよく花粉を他に移しているとか。

続いて紹介していただいたのが、「紅秀峰」。酸味は少なめで糖度が高く、果汁も豊富!果肉がしっかりしていて、日持ちもするそう。

紅秀峰を収穫させてもらいました。なんと大きさは、3L(28mm以上)!

「紅秀峰」を試食させてもらいました。程よい酸味と、実がしっかりしていて、噛み応えもあり甘さもあります。

山形など寒い地域で栽培されているイメージのさくらんぼですが、御杖村の気候はさくらんぼ栽培に適しているんでしょうか?

篠田さん

「子供の頃、雪合戦をして遊ぶぐらい積もって寒かったです。それは今も変わらないです。」

篠田さんの夢は、さくらんぼ狩りができるほどに農園を育てること。応援しています!

篠田さんのさくらんぼの入手方法は?

現在は、道の駅「伊勢本街道御杖」でのみ取り扱っていて、出荷準備が整い次第、販売開始されます。

ぜひ、みなさんも奈良県産の大きなさくらんぼを味わってみてはいかがでしょうか?

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