野菜?くだもの?ほんのり甘い”黄金まくわ”に迫る!

 毎週月~金曜日 ゆうがた5時30分から放送している奈良テレビの「ゆうドキッ!」。金曜日は「大和の採れたて」のコーナーで、奈良県内で収穫できる野菜や果物などの食材をご紹介しています!

※この記事は7月30日(金)に放送された内容です。

今回、笑福亭鉄瓶さんは、ほんのり甘い『大和の伝統野菜・黄金まくわ』を求めて明日香村にある谷秀夫さんの畑へ!

この辺りでは、「黄金まくわ」というより”黄マッカ”の名で知られているとか。

黄金まくわは、ウリ科のキュウリ属で、1963年に奈良県農事試験場で育成された「黄1号」が基準品種で、2006年に大和の伝統野菜に認定されました。

谷さんの畑では、黄金まくわを10株ほど栽培していて、毎朝7時過ぎに、近くの農産物直売所に出荷しているのだそう。

それでは、黄金まくわの収穫を体験させてもらいます。

周りには薄い毛が付いていて、どっしりと重みもあります。

なんと、収穫した茎から果汁が…。

鉄瓶さん
「黄マッカは、どうやって食べたらいいですか?」

谷さん
「収穫後に涼しい所に2日、3日置いておくと果肉が柔らかくなります。」

冷蔵庫には入れずに熟成させる方が甘味は増すそうで、皮を剥いて生で食べるのがベストです。

それでは、黄金まくわをいただきます。

鉄瓶さん
「さっぱり、あっさりしていて、程よい甘さと食感もシャキシャキで、おいしいです。」

お盆のお供えにも使われるとか。

続いて鉄瓶さんは、農産物直売所「あすか夢販売所」へ。

店長の福井智也さんに黄金まくわについて聞いてみました。

鉄瓶さん

「だいたいここに来られているお客様で、どんな方がお手にとられています?」

店長・福井さん

「比較的値段が手頃なので、近所の方とかも買われますし、大阪とか遠くから来た人も懐かしいものが売っていると言って買われますね。」

7月10日ぐらいからお盆の時期まで売られているそうです。

店長・福井さん

「あっさりとした上品な甘味がメロンほどしつこくなくて人気があります。」

みなさんも、大和の伝統野菜・黄金まくわを味わってみてはいかがでしょうか?

※この記事は取材当時の情報です。

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