安心・安全の新鮮卵で作るプリンが絶品…!おうちで作れるレシピも!

 毎週月~金曜日 ゆうがた5時30分から放送している奈良テレビの「ゆうドキッ!」。金曜日は「大和の採れたて」のコーナーで、奈良県内で収穫できる野菜や果物などの食材をご紹介しています!

※この記事は9月17日(金)に放送された内容です。

 今回、笑福亭鉄瓶さんは大和高原を訪れました。一体どんな出会いがあるのでしょうか?

まず訪れたのは「やさい菓子工房 cocoai 大和高原店」。橿原市の八木駅前店に続き、2号店として8月にオープンしたばかりのカフェです。ここではカフェスタイルで"野菜を使った"ケーキを楽しむことができます。

ご用意いただいたのは「秋風のキャラメルポワール(600円)」と「オーガニックコーヒー(470円)」。

ポワールというのは梨のことで、キャラメルの上に大胆に乗っているのに加えて中にまでふんだんに使用されています。そして、"やさい菓子工房"ならでは!一部にはカボチャが使われていて、なめらかな口あたりに一役買っています。

やさい菓子工房 cocoai・原田さん

「野菜が主張しすぎないように、ケーキとしての美味しさを一番に考えて作っています。」

笑福亭鉄瓶さん

「野菜が苦手な子どもたちが知らず知らずのうちに食べることができたというような感覚、カボチャの味が主張することはないけれど、しっかりとカボチャが存在している…素敵な考えです!」

ここで、大和高原で採れるおいしいもので何か作っていただけないかと相談する鉄瓶さん。すると…

原田さん

「この大和高原においしい卵を生産する養鶏所があるんですよ。」

早速、教えていただいた奈良市上深川町にある「吉本エッグファーム 小倉インター直営所」へ。

吉本エッグファームの吉本文孝さんは養鶏をはじめて60年という大ベテラン!にわとりの身体にも餌にも化学物質を一切使わない、安心・安全の卵づくりを心がけているといいます。

吉本文孝さん

「お客さんから『うちの子ども、どんな卵食べてもかゆいものがいっぱいできるけど、吉本さんの卵なら大丈夫だから辞めないで続けてください』と励まされて、それを聞いて元気が出たんです。」

優しい卵 よーどっこ(カップ入り)450円

こだわりの卵を生産している養鶏所も見学させていただきました。しっかり消毒をして中へ…なんとそこには、1万羽ものニワトリが!

ケンカをしないように照明を薄暗くしたり、9時間の睡眠時間を確保したりとしっかりと健康管理をされたニワトリたちが産んだ卵がこちら。

いよいよ、この卵を「やさい菓子工房 cocoai」に持ち帰り、原田さんに絶品スイーツを作ってもらいます!作っていただくのは新鮮な卵の魅力を最大限に引き出す「プリン」!

よーどっこを使ったプリン(6カップ)

まずはキャラメル作りから。砂糖大根から取れたてんさい糖を使用するのがポイントだとか。少しの水を加えたてんさい糖を煮詰めたら、さらに少しずつ水を加え、黒くなってきたら、一度火を止めます。

6等分し、カップに入れていきます。

続いて、生地作り。バニラで香りづけをした牛乳を60度まで温めます。ここでよーどっこの出番!

原田さん

「オレンジがすごく濃くて、しっかりした黄身がプルンとしています。」

しっかりと混ぜ、全体的に均一になるとOK!てんさい糖を加え、さらに混ぜます。次に温まった牛乳を卵が固まってしまわないよう、少しずつ注ぎます。粗熱がとれたら冷蔵庫へ。2時間ほど置きます。

冷蔵庫から出した卵液をよりなめらかな生地にするため、こします。そして、カップの中にプリン液を6等分に流し入れ、オーブンへ!

天板にはお湯を注ぎ、湯煎します。温度は160度で35分~40分ほど、しっかりと焼きます。

できあがったのがこちら!

笑福亭鉄瓶さん

「ええ色。固めで食べ応えがある、昔ながらのプリン!美味しいわ~」

この秋は、ぜひ大和高原で「やさい菓子工房 cocoai」のスイーツを楽しんだ後「吉本エッグファーム」の卵を使ってプリン作りにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

※この記事は取材当時の情報です。

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