細麺なのにコシがある!味わい深いお蕎麦を堪能

 毎週月~金曜日ゆうがた5時30分から放送している奈良テレビの「ゆうドキッ!」では「奈良にうまいもんあり!」と題して、プロの料理人に紹介してもらった美味しいお店を数珠つなぎで紹介していきます。

※この記事は10月25日(月)に放送された内容です。

今回ご紹介するお店は、近鉄奈良駅からすぐ!先月オープン1周年を迎えた 「蕎麦酒場 たかま家」さん。大正時代の町家をリノベーションしたというお店は、タイムスリップしたような、懐かしい気持ちにしてくれます。

それでは早速、店長の鎌田さんが手打ちするお蕎麦の中から 、お昼の一番人気をいただきます。

季節野菜の天ざるそば

なんとこのボリュームで950円!奈良県産の食材を中心に10種類以上盛られているといいます。そしてこんな変わり種のものも…

奈良らしく、柿の天ぷら!お塩が優しい甘さを引き立てます。いよいよ、メインのお蕎麦もいただきます!

北海道産の 「キタワセ」を使用。蕎麦の実を殻ごと挽く 「挽きぐるみ」で、 香りも食感 もしっかりしているのが特長です。細麺なのですが、コシを出して硬めにキリ ッと仕上げられていて、スルスルと食べ進められます。

そばつゆはカツオと昆布。関東風でさっぱりとした味わいに。

天ぷら蕎麦以外にも、お得なメニューはたくさんあります。ご飯もののお得なセット「わっぱ飯定食」は、おばんざい 2 種、わっぱ飯、お好きなお蕎麦を選べて1000円から (天ざる蕎麦セットの場合1250円)。ランチタイムはサラリーマンの方も多いということでボリュームメニューも品揃え豊富!

そして夜になるとお酒に合う純和風なお料理が待っているといいます。中でも店長が自信を持って出しているメニューが…?

鎌田店長

「やっぱりお蕎麦には鴨が相性が良いかと思いまして、鴨料理をご用意しています。こちら【京鴨の炭火焼5種盛り合わせ】です。」

京都で大事に育てられている 鴨で、とても新鮮なので、いろんな部位を提供できるそう!まずは鴨のロースをいただきます。

日本で提供されているものは外国産の鴨が多いそうですが、たかま家で取り扱う京鴨は味が濃いのが特長です。

ほかにもレバーやつくねなどをいただきました。お酒に合う~!最後にお蕎麦でさっぱりシメるのも良いのですが、ちょっと珍しい巻き寿司があるのだとか…

それがこちらの「そば巻寿司 鰻巻」です。よ~く見ると、ご飯の部分がお蕎麦に!醤油・砂糖・みりんなどから作る、そばつゆのもととなる調味料「かえし」に付けていただきます。鰻の香ばしさと甘い「かえし」の相性が抜群です!テイクアウトもできますよ。

さらに嬉しいのが、夕方 5 時から夜 7 時までは「ハッピーアワー」と題し、生ビールとハイボールが半額!京鴨をアテにしっぽりと楽しんでみてはいかがでしょうか。

コロナ禍にオープンしたにも関わらず、がっちり 地元のお客さんの心と胃袋をつかんでいる「たかま家」さん。これからどんなお店になっていくのでしょうか?

鎌田店長

「オープンしてからずっと苦しいというか、こんな世の中になっちゃったんや…という感じでずっと営業させてもらってるんですけれども、ご近所の方にも認知していただいていて、今後ももっともっといろんな人に蕎麦を提供していきたいと思っています。」

気になるお店の場所は?

「蕎麦酒場 たかま家」さんは、近鉄奈良駅から歩いて 2 分。「やすらぎの道」沿いの看板を目印に進むと、細い路地の奥にお店があります。

※この記事は取材当時の情報です。

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