紅葉の名所3ヶ寺がコラボ!回廊シリーズ第2弾「大和三大観音もみじ回廊」【長谷寺|桜井市・岡寺|明日香村・壷阪寺|高取町】

紅葉の名所3ヶ寺がコラボ!回廊シリーズ第2弾「大和三大観音もみじ回廊」【長谷寺|桜井市・岡寺|明日香村・壷阪寺|高取町】

2022年10月8日(土)~12月11日(日)

左から壷阪寺、岡寺、長谷寺

2022年夏、日本最古の観音霊場、西国三十三所観音巡礼(日本遺産)の奈良県霊場であり、それぞれが花の名所として名高い「長谷寺」「岡寺」「壷阪寺」が連携して紫陽花巡り「大和三大観音 あぢさゐ回廊」を開催したことは記憶に新しい。

美しい紫陽花で多くの人を楽しませてくれたこの3ヶ寺が、この秋、回廊シリーズの第2弾として「大和三大観音 もみじ回廊」を開催!

今回のテーマは「紅葉の宝塔」。
紅葉に彩られた宝塔はなんとも趣深く、日本の美をしみじみと感じさせてくれる。

御朱印1000円 台紙300円

期間中は各寺特製の「もみじ回廊」の切絵朱印の授与があり、3ヶ寺の切絵朱印を納める特製台紙が販売される。特製の台紙に切絵を貼ると、宝塔が朱に染まり、紅葉が鮮やかに色づく仕掛けがあるのでお楽しみに!

また、各寺、観音様とご縁を結ぶ特別拝観も開催中。

紅葉を楽しみながら、日本最古の観音巡礼を参拝して、深まる秋を堪能しよう!

「大和三大観音 もみじ回廊」で巡る3ヶ寺

壷阪寺(高取町)西国第六番札所

奈良盆地を一望におさめる壷阪の山に建つ壷阪寺。
眼病封じのお寺として知られ、春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪と、四季折々の衣をまとった全長10mの大仏様(大釈迦如来石像)の姿も有名。
秋には広々とした境内や周辺の山々が鮮やかに色づき、山寺ならではの美しい秋が目前に広がる。そのスケール、美しさには思わずため息がでるほど。

◆壷阪観音お身拭い特別結縁参拝
目の観音さまとして広く信仰を集める本尊「十一面千手観世音菩薩」のお膝に特製の布で触れて、観音様と深くご縁を結ぶことができる。

【開催日時】2022年10月8日 (土)~12月4日(日)8:30~16:30
【料金】500円(入山料別途)
※二大塔(三重塔・多宝塔)初層特別開扉・観音大メガネくぐり同時開催

◆住所
奈良県高市郡高取町壷阪3

岡寺(明日香村)西国第七番札所

飛鳥の地に建立され1300年以上の歴史を刻む岡寺。
日本で最初の厄除け霊場としても信仰を集め、特に女性の厄除けに霊験あらたかといわれている。
秋になると紅葉が境内を彩り、三重宝塔の周辺や本堂の奥、奥の院から境内をぐるりと一周できる岡寺参道は、さながら紅葉のトンネルのようになる。

◆本堂内々陣お扉特別開扉
本尊の「如意輪観世音菩薩」は日本三大仏のひとつで、日本最大の塑像(土でできた仏様)であり、国指定の重要文化財に指定されている。特別開扉では、本尊の脇にある扉が開帳され、間近から全身を拝むことができる。

【開催日時】2022年10月8日(土)~12月11日(日)8:30~17:00
【料金】大人400円、高校生300円、中学生200円、小学生以下無料

◆住所
奈良県高市郡明日香村岡806

長谷寺(桜井市)西国第八番札所

古くから観音詣での聖地として知られ、『源氏物語』や『枕草子』など多くの古典文学にも登場している長谷寺。
別名「花の御寺」とも呼ばれ、四季折々の美しい花々で多くの人を魅了し、親しまれている。
紅葉の季節も、本堂の舞台から見る紅葉に浮かぶ朱塗りの五重塔や、礼堂の床板に映る床もみじなど、見事な景観を楽しませてくれる。

◆本尊大観音特別拝観
国指定重要文化財に指定されている本尊「十一面観世音菩薩」は右手に錫杖を持ち大磐石に立つ独特の姿をしており、身の丈10メートルを越える大きさを誇る。特別拝観では、普段は関係者以外立ち入りが禁止されている国宝本堂の中に入ることができ、本尊のお御足(みあし)に触れてお参りすることができる。

【開催日時】2022年10月8日(土)~12月11日(日)9:00~16:00
【料金】1000円(入山料別途・共通券あり)

◆住所
奈良県桜井市初瀬731-1

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