県教育委員会 教育長に就任 大石健一さんが抱負

県教育委員会の新しい教育長に就任した大石健一さんが、抱負を語りました。

大石さんは、県立高校の国語の教員を経て、県教育委員会の学校教育課長や、県立教育研究所長などを歴任しました。2022年4月から2024年3月末までは県立畝傍高校の校長を務めていました。

大石 健一 教育長

「奈良県の子ども達のために、できるだけ現場を知るということは今後も続けてまいりたい。現場から目を離さない、そういう教育行政を心がけたいと思っているところです」

大石さんは教育現場の課題として、教員の働き方改革や「学校の魅力化」をあげました。特に魅力化については、私立高校の無償化で公立高校の志願者が減少するおそれがあることなどから「学びが生徒のキャリアにどのようにつながるかを知ることが、志願者の増加や学びのモチベーションになる」と抱負を語りました。

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