ＳＮＳでうその投資話を持ちかけられ金をだまし取られる投資詐欺被害が県内で２件発生し、県警が注意を呼びかけています。
県警によりますと、このうち奈良市の９０代の無職の女性は、２０２４年２月初旬に、著名人を名乗るＬＩＮＥアカウントから金の投資に誘われたといいます。その後「佐藤」と名乗る人物の誘導で、別の「通貨商人」と名乗る人物と２回にわたり会い、現金８００万円を手渡したといいます。その後も「佐藤」から「利益が出ていて出金には手数料が必要」などと言われ、あわせて１２００万円をだまし取られたということです。また御所市内でも、５０代の会社員の男性が、フェイスブックに表示された投資についての広告をクリックしたところ、ＬＩＮＥの友達追加画面に誘導され、グループトークで投資のアドバイスを受けることになったといいます。その後別の人物から投資用アプリを紹介され、指定された口座にあわせて１４４０万円を振り込み、だまし取られたということです。県警では「『必ずもうかる』といううまい話は詐欺を疑い、家族や警察に相談してほしい」と注意を呼びかけています。
