大淀町の病院の敷地内に停まっていた時価２９００万円相当の救急車を盗んだ疑いで、６９歳の男が逮捕されました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは大阪市に住む屋根葺工・亀井始明容疑者（６９）です。警察によりますと、亀井容疑者は１０日午前、南奈良総合医療センターに患者を搬送してきた救急車を手続きで無人になった間に盗み、乗り去ったとみられます。目撃者からの通報で待ち構えていた警察が、救急車で橿原市を走行中の亀井容疑者を窃盗の疑いで緊急逮捕しました。警察によりますと、亀井容疑者は南奈良総合医療センターの入院患者で、調べに対し「病院から逃げ出したかった」と容疑を認めているということです。
