天川村の新たな観光拠点として整備されていた「洞川温泉ビジターセンター」が4月25日のオープンを前に報道陣に公開されました。
「洞川温泉ビジターセンター」は、老朽化のため4月9日に閉館した「洞川温泉センター」に代わる観光拠点として、事業費およそ6億7000万円をかけて建設が進められてきました。敷地面積はこれまでのおよそ2.4倍あり、木にこだわっているためあたたかみを感じる造りとなっています。
登山や周辺の散策、体験ツアーのガイドを行う観光案内所もあり、村の特産品を集めたスペースも設けられています。人気の温泉も浴室はこれまでのおよそ2.5倍広くなり、露天風呂では豊かな自然の中で心休まる時間を過ごすことができます。
天川村は面積のおよそ97%が森林ということもあり、手入れの際に出る間伐材を活用し温泉などを温める「薪ボイラー」を導入していて、林業振興や雇用の創出も図るということです。
天川村役場 企画観光課 田島蓮主事
「天川村洞川だけではなく、色々な場所の観光拠点となるような施設になってほしいと思っています。天川村は自然も良くて歴史文化が深い場所になっていますので、色々なことを知ってもらいたい、天川村を好きになって欲しいと思っております」
新しい村の観光拠点、洞川温泉ビジターセンターは4月25日にオープンします。