菓子業界の繁栄祈る 林神社の「饅頭祭」

菓子業界の繁栄を祈る「饅頭祭」が奈良市の林神社で行われました。

漢国神社境内にある林神社は、室町時代に餡の入ったまんじゅうを考案したとされる林浄因がまつられています。「饅頭祭」は林浄因の命日にちなみ、毎年この日に行われています。全国からまんじゅうや菓子が奉納され、神事には菓子業界の関係者も参列しました。梅木春興宮司は祝詞で、菓子業界の繁栄や能登半島地震の復興を祈り、その後参列者から玉串が捧げられました。

漢国神社・林神社梅木春興宮司

「良い天気で、気持ちの良いお祭りができてほっとしています。まんじゅうを通して、人々が和やかに、丸く、平和な気持ちになれますように。そういう意味合いを持ったお祭りです。」

また祭りを盛り上げる催しとして、奈良の和菓子も販売され、多くの人でにぎわいました。

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