早めの相談を!ストーカー被害 3年連続増加

令和5年、県警に寄せられたストーカー被害に関する相談などの件数は188件で3年連続で増加したことがわかりました。

県警によりますと、去年1年間に寄せられたストーカー被害の相談などの件数は188件で、3年連続で増加しました。被害者の内訳は8割以上が女性で、年齢別では20代以下が半数近くを占めています。また、被害者とストーカーをする人との関係は、半数以上が交際相手、または元交際相手となっています。一方、ストーカー規制法に基づき、つきまといなどの行為を禁止する「禁止命令」が出されたのは16件、検挙されたのは10件、住居侵入や脅迫など、その他の刑法犯などでの検挙が18件でした。県警では「相談件数が増加しているのは早めに警察に相談する人が増えていることが一因と思われる。ストーカー対策は一人で悩まず、何か起こる前に早めに相談してほしい」と呼びかけています。

© 奈良テレビ放送株式会社