【高校野球奈良大会】智辯学園が再び生駒高校にやぶれる!生駒高校は初の決勝へ【写真あり】

【高校野球奈良大会】智辯学園が再び生駒高校にやぶれる!生駒高校は初の決勝へ【写真あり】

2022年7月26日(火)に「第104回全国高等学校野球選手権奈良県大会(高校野球)」(場所:佐藤薬品スタジアム)の準決勝が行われ、
第2試合、生駒高校対智辯学園は7-5で生駒高校が勝利。

2022年春季奈良県大会に続いて、生駒は智辯学園を倒し、学校創設初の奈良県大会決勝に駒を進めた。

試合は1回、智辯学園が4番松本大輝 君のタイムリーで1点を先制する。
しかし生駒もその裏に、チャンスをつくると相手のエラーで2点を挙げて1-2。

2回に智辯学園は一発攻勢。
ピッチャー大坪廉君、酒井優夢君のホームランで5-2とリードする。

ホームランを放った智辯学園の大坪廉君

ホームランを放った智辯学園の酒井優夢君

しかし、生駒の先発、北村晄太郎君はここから立ち直り、最後まで点を許さない。

生駒は3回、6回に1点ずつを返すと、迎えた7回にノーアウト3塁から相手のミスで同点とすると、
生駒は勢いに乗り、2アウト2、3塁から筒井大翔君のタイムリーで逆転に成功。

最終回、智辯学園が2アウトから1、2塁のチャンスを作るが、代打の北村泰都君が三振に倒れてゲームセット。
生駒が7-5で勝利し、初の決勝へ駒を進めた。

逆転のタイムリーを打った生駒高校・筒井大翔君

試合後、生駒の熊田颯馬主将は今日の試合を振り返り
「世間の評判では智辯学園さんが勝つと言われている中で、こんなゲームができたのはうれしく思います。」

一時はリードされたことに対しては
「焦りはあったんですが、点は取られるものなので気にしていなかったです。」

試合前にチームで話したことについては
「春に勝った相手とはいえ、昨年甲子園準優勝校なので、今回は簡単に自分たちの野球をさせてくれないはず。
だからこそ、何とかして自分たちの野球を貫き通そうと話をしました。」

最後に決勝に向けての意気込みを聞かれると
「よりレベルの高い相手になるので、最後まであきらめないように、自分たちの野球を貫き通します。」
と力強く語った。

一方、負けた智辯学園の酒井優夢主将は
「一発での点がほとんどで打線のつながりがなかったです。春に負けた相手と言うことで硬さはありました。」

生駒高校の印象については
「手堅くしっかりと野球をしてくる印象がありました。春にも負けましたが、相手は同じようなチームの雰囲気に変わりなかったです。」

最後に後輩たちに向けては
「自分たちが出られなかった甲子園に必ず行ってほしいです。あとは、昨年の先輩方の甲子園準優勝を越えていってほしいです。」
と語った。

最後まで投げ抜いた生駒高校・北村晄太郎君

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